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FPSメソッド
グループで問題を解決していく時代
GOOGLEのC.E.O. エリック・シュミット氏はNHKのプロフェッショナルという番組のインタビューで“集団のほうが個人より優れた判断ができると信じている”と回答している。インターネットを中心としたグローバルネットワークの時代。 時々刻々と発生する新たな未知の問題をより正しく判断する 鍵はグループでの解決方法にある。

FPSメソッド概要
 ワイアット、アーサーアンダーセン、トーマツコンサルティングなどで長年に渡り世界の優良企業を見てきた、故 水谷榮二先生の開発したグループによる問題解決の手法。P2Pリーダーシップネットワークという勉強会で発展。4つのステップでグループで問題を解決する。
・F 事実の洗い出し
・P 問題の特定 (PとSの間に 発想の転換が必要)
・S 解決

FPS 参加者の役割
メンバーと役割
・ファシリテータ 1名
 (プログラムの実施を促進する。コーチ的な役割)
・コンテンツリーダー 1名
 (情報を整理するリーダーとしての役割ともつ。)
・プロセスリーダー1名
 (決められた時間内に作業が終了するようチェックするタイムキーパー)
・その他参加者
 (観察力を駆使して批判をせず情報を収集、整理する)

FPS フローと時間配分

フロー


各ステップの意味
・F 事実を客観的に把握する。大局観が重要
・P (F)で集められた事実に対して問題を特定していく。
・発想の転換 − 時間をあける。
・S Pステップで得られた問題に対する解決策を模索する。

各ステップの補足
F
 感情を抑えて問題でなく事実に注目する。
 結果を問わずに経過に着目する。
P
 痛み 核心的 致命的なこと。4〜5選ぶ 具体的によく定義された問題は半分解決されたものである。
 A problem well defined is a problem half solved.
S
解決方法はシンプルでなければならない。

ステップ内の作業内容
ステップ
・SCAN
事実を洗い出す
遠慮せずに気になることは何でも(大局観)

・SELECT
1人ずつ 重要と思われる事実を描きだす。(PICKUP)

・REGISTER
用紙に同じものをまとめていく。(GROUP)

・CLASSIFY
構造を意識して分類していく(LEVEL)
項目ごとにタイトルをつける (TITLE)

・DEFINE
関連性をビジュアル化 (VISUAL)

・最後に全体のタイトルを決めて全員がサインする。日付を入れる。

FPSから得られるもの

・F 客観的な事実と 参加者の関心の度合
・P 重要な問題点が浮き彫りに
・S 効果的な解決方法の模索
・グループで話し合われシステム化されているため、多くの意見が平等に公平に提出される
・各ステップの段取りが保たれるため論点がぼやけることなく時間内に一定レベルの解決策がもたらされ それを共有できる。
・解決策を元に実行計画を立てていく。

補足)デジタル革命の影響
・1980年代のPC、1990年代のインターネットの普及により“個”に消費の動向が一気に傾いた。
・TV、新聞などマスマディアでの広告宣伝は行われてはいるものの、消費はかなりの勢いでインターネットなどニューメディアに移行。
・インターネット広告も昨年ラジオの広告売上を抜いた。
・商品に関する価格の情報、およびその比較などはインターネットで瞬時にわかる時代となっている。
・また情報連携も進んだ結果として購入した商品がいつ頃届くのか。海外からであれば今、どこの空港に入り、いつ頃日本に届くのかまでも追跡できる。
・これらの技術が加速度的に進んでいる一方でマーケティング手法などは旧来のマスへの手法、論理のままで実際の“個”との関連性などはまだ確立されていない。手探りの状態である。
・さらに技術は進んでいくので、常にその状態を把握しながら追いかけ続けなければならないのが、現状。
・1つが成功したからといってそこに安住せず次にチャレンジする姿勢、体制がなければ成長が約束されない時代でもある。


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